平成16年(2004年)、株式会社ディジタルメディアシステムは、「LORENZ docuBridge」(旧docuBridge.com)の日本総販売代理店契約をLORENZ Life Sciences Groupと締結し、翌年(2005年)春、日本の特別なeCTD(electronic Common Technical Document)仕様に対応した「docuBridge.jp」を誕生させ、日本で初めてeCTD正本申請にご利用いただくことができました。
平成22年(2010年)、「docuBridge.jp」が誕生し、グローバル仕様も含め、日本の大手製薬企業様にご採用をいただき、5年が経過しました。次世代「LORENZ docuBridge. V(現在は、バージョン未表記となっております)」のリリース発表とともに、ご利用いただいているユーザー様への感謝の気持ちを込め、ワクワク楽しんでいただくための「5周年記念イベント」を開催しました。「ありきたりなイベントの打開」から、シネマコンプレックス(同一の施設に複数のスクリーンがある映画館)であるユナイテッド・シネマ豊洲の1スクリーンを貸し切り、正面に発表者が立ってプレゼンテーションする方式ではなく、映画をご覧いただく感覚で、各社様の発表をドリンク&ポップコーンとともに楽しんでいただきました。
この会を機に、平成23年(2011年)より毎年テーマを決めて「docuBridgeユーザー会」の開催を開始しました。
そして、平成27年(2015年)LORENZ docuBridge 日本語モジュール発売10周年記念イベント「Rewrite the Future!」を迎えた機に、docuBridgeを利用していないユーザー様やコラボレーション・パートナー様にも積極的にご参加いただく為に、平成28年(2016年)より『dmsユーザー会』と改名し、新たにスタートいたしました。
令和元年(2019年)は、株式会社ディジタルメディアシステムとLORENZ Life Sciences Group の『パートナーシップ15周年』を迎え、LORENZ社よりトロフィーが授与されました。
令和2年〜令和4年(2020年〜2022年)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行により、渡航禁止やイベントの中止(開催制限)、在宅勤務/オンライン会議等、あらゆる環境に大きな変化をもたらしました。
2020年:株式会社ディジタルメディアシステムの社長就任20周年記念や、各製薬会社様の輝かしい記録の達成、2021年:PMDA eCTDv4パイロットテストの実施、2022年:LORENZ docuBridgeオンプレミス10周年を迎えられた会社様と、重要な行事やたくさんの表彰すべき記録が達成されましたが、新型コロナウイルス変異株による感染者の増大などを受け、この3年間、dmsユーザー会の開催を断念いたしました。
世界的な平和と共にdmsユーザーの皆様が集る会が復活できることを期待しております。
2016年6月、正式に発足しました「docuBridgeオンプレミス会」は、LORENZ Life Sciences Groupが年2回実施いたしますソフトウェアアップデートに伴う新機能や不具合・改善の状況及び内容について日本国内のdocuBridgeユーザー様へお伝えすると共にシステムをよりご活用いただくことを目的として開催いたしておりました。
開催当初は、株式会社ディジタルメディアシステムに来社(各社2名までの参加)いただき会議室に用意されたdocuBridgeデモ環境へアクセスして直接システムの操作体験をいただくと共にご参加されたユーザー様同士のコミニュケーション図る場としてご活用いただいておりました。しかしながら、2020年より新型コロナウィルスの感染拡大により、やむなく2020年6月17日第9回の開催からは以下のオンラインイメージ図のようにwebによるオンラインにて実施いたしております。(2021年12月13日開催のオンプレミス会は日本国内向けにeCTDv4の新機能が追加されたため第11回と12回を同時開催で実施いたしました)
現在は、上記の理由からLORENZ Life Scieneces Groupから提供される「Release Configuration Sheet」を基に、webオンライン上の画面共有機能を使用してオペレーターによる新機能の解説や不具合・改善内容等の説明を実施しております。
実演に際しましては、すべての機能をご説明することは困難ですが、従来の来社参加形式とは異なりご参加人数の制限はございません。そのためユーザー様の社内におけるeCTDの啓発活動の一環にもご活用できると確信しています。
今後は、新型コロナウィルスの感染が沈静化した場合、これまでのweb配信のノウハウを用いて従来の来社参加形式と合わせwebによる新機能紹介やウェビナーによるオンラインでのセミナー等を組み合わせて実施し、よりユーザー様がご参加しやすいよう改善して参ります。
なお、「リリースノート(日本語版)」の配布につきましては、これまでどおりユーザー様がダウンロードにて受け取れます。配布の際は株式会社ディジタルメディアシステム担当者よりユーザー様へ通知させていただきます。